うつ病でも就職したい人必見!うつ病専門の就職支援サービスとは?

うつ病
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うつ病で就職を諦めていませんか?そんな人たちのために一つの手段として就労移行支援があります。これは一般就労を目指す障害者が一般就労するための能力を向上させていく支援を受けられるというものです。ここでは就労移行支援について、順を追って詳しく説明していきたいと思います。

■うつ病での就職は困難がいっぱい

うつ病での就職は非常に困難なものになります。うつ病によって周りの人たちとの連携がとりづらい、職場環境に慣れず職場にいることができない、出勤することができないなど様々な問題が起こる場合があります。

それによって人との付き合いや外出することが苦痛なものとなっていき、結果的に職場を離れてしまうこともあります。

離職期間が長いと仕事をすることや見つけること自体がおっくうになっていき、仕事をすることへの自信もなくなり、プライベートでさえも引きこもりなど自信喪失状態を引き起こしてしまいます

いざ再就職を目指した場合でも書類選考では基本的に離職期間が長いとマイナス要因となり企業への再就職が困難なものとなります。

そうなると一般企業へ再就職するためにはそれなりの実績が必要となってきますその実績をつくる一つの手段として就労移行支援というものがあります

この手段を用いて自分の能力を向上させていき、一般就労を目指していくことも可能です。

■就労移行支援事業所とは

就労移行支援事業所とは様々な障害を持つ方たちが一般就労に向けての能力を身につける支援を受ける場所です

条件としては基本的には65歳未満の方(一部例外あり)を対象としており、障害認定を受けていて、一般就労がひとりでは難しい人であればどなたでも利用することができます。

利用することによって履歴書の記入の仕方やコミュニケーションに関する勉強など一般就労に向けての準備をし、能力を身につけていきます。

メリットとしてはもちろん一般就労に対しての知識が得られ、なおかつ能力も向上できます。

そして利用中は支援者から障害に対してのサポートも十分に受けられます就職の際はもちろん職場に定着するまでバックアップを受けられます

デメリットとしては就労移行支援事業所は通いながら学ぶところであって雇用されるわけではないので賃金は発生しません。

利用中は就労はもちろんアルバイトもすることができません。それと就労移行支援事業所といっても様々あり、事業所によっては自分の思うような支援が受けられない場合もあります。

■うつ病専門の就職支援サービス「シゴトライ」

シゴトライとはうつ症状を専門に行っている就職支援サービス事業所です。就労移行支援事業なので上記で説明した通り就労に不安をもつ障害を持った方が支援者にサポートを受け一般就労に向けての準備、そして能力を向上していく所です。

サービス内容としては、就職アドバイザーがキャリアカウンセリング、応募書類の添削、面接対策、SPI対策など個別にサポートを行います

また、就職活動の際は、企業へ能力や体調の安定をアピールすることができるプロフィールシートというものを発行してくれます。

取引先企業やハローワークの求人の中から精神障害者の方を積極的に受け入れている企業の求人情報も紹介しています。

いきなり就職することに不安を感じる方は、入社前に実際の職場に行って業務など一定期間訓練を行うことも可能です。

このような就職のサポートだけではなく、就職後も職場に定着するまでサポートを受けることができます。

シゴトライの実績としては障害者の支援実績No.1で、企業への定着率は2017年4月時点で90%となっており、大手企業も含め多数の企業への就職実績があります。

■就労移行支援のまとめ

皆さん就労移行支援というものが少しはお分かり頂けましたでしょうか?
うつ病など精神障害で就職ができず悩んでいる方には役に立つ手段の一つだと思います。

しかし人によって合う、合わないがあると思いますので、是非利用したいと思う方はよく検討した上でご利用くださればと思います。

この記事が皆さんが安心して働けるきっかけの一つになればと思います。